2015年

スギ花粉飛散グラフ

Jc15 割と飛散が少ないように見えますが、雨の後の観測ですので、花粉が雨に流される場合もあります。 今日は、一段と春の陽気で、ヒノキの飛散が始まりそうです。 マスク、眼鏡、衣類の管理が大切です。

スギ花粉飛散グラフ

Jc15 スギ花粉の飛散は、もうすぐ終わりそうです。 予想通り、飛散は少なかったようです。 次に暖かくなると、ヒノキが飛び始めます。 スギとヒノキの花粉の抗原性は大変似通っていますので、ヒノキでも症状が出る方が多いので、引き続き花粉を体内に入れない工夫と、内服薬を続けてください。症状が酷いときには、鼻に直接噴霧するスプレーも使ってください。 市販の鼻閉症用のスプレーは即効性はありますが、長く使うと鼻詰まりを悪化させることもあります。 専門医に相談してください。

スギ花粉グラフ

Jc15 スギ花粉グラフは、当院の屋上で、ダーラム式花粉収集器を使用して計測しています。 毎日しておりますが、雨が降ると正確な値はでません。 今年は、スギ花粉飛散が予想通り少ないようですが、一度体内に花粉が入ると、症状がでますので、気を付けてください。 では、今日は、花粉症とは?について書いてみます。 1花粉症は、原因となる花粉を吸い込んだために起こる病気です。 2花粉症の症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、喉のかゆみ、いがいが、等の局所症状。 頭が重くぼーっとしたり、倦怠感、微熱、、イライラなど、全身にもおよび、肉体的、精神的にも辛い症状がでます。 花粉症が疑われる時は、専門医を受診して、適切な診断と治療を受けることをお勧めします。

スギ花粉グラフ

Jc15 本日から、花粉情報協会協会発行の、パンフレットを参考にした、花粉症についてのお話をしていきます。 花粉症は、1961年にブタクサ花粉症が報告され、その2年後にスギ花粉症が報告されています。 45年を経て、今や60種を超えるほどになりました。 この中でも、スギ花粉症は飛びぬけて頻度が高く、日本の花粉症患者の約80%を占めています。 また、ヒノキの花粉の抗原性は、スギの花粉の抗原性と大変似通っています。 このため、スギ花粉症の患者さんの大部分は、ヒノキの花粉でも症状が出ることが多くみられます。 近年、ヒノキ花粉飛散の増加が各地で言われるようになりました。 花粉源は、スギ、ヒノキなどの人工林が大部分です。 現在、我が国の人口林面積は約1020万ヘクタール、そのうち、スギ林が約450万ヘクタール、ヒノキ林が、約240ヘクタールもあり、両者を合わせると、人口林面積のほぼ70パーセントを占めることになります。 戦後の植林で植えた、スギなどが40年を経て、成木になり、花粉飛散の最盛期をむかえたのです。

スギ花粉飛散量が一回目のピークです。

花粉グラフ 今年は、スギ花粉飛散は、九州地方では少ない予想ですが、今日みたいに天気がよく、気温が高い日は、飛散が多いので気を付けてください。 当院でも、「一週間前から症状が出始めました。」という方が多く。 昨日、今日と、症状が出ている方も多いと思います。 外出時には、マスクとめがね、花粉が付着しにくい衣類の着用、洗濯物や布団を、外で干すのをやめる等、体内に花粉を入れない対策をとってください。 内服薬服用で辛くなった方は、鼻スプレーの使用もしてください。 特に雨の後の、気温の高い、いいお天気の日は要注意です。 頑張ってください!!

今年のスギ花粉飛散開始日

26年ひのき飛散 パソコンの調子が悪かったので、更新が遅れまして申し訳ありませんでした。 今年の飛散は、1月末から、2月に入ってから少し飛びはじめました。 内服薬は、飲み始めてください。 今年の飛散予想は、去年の冷夏の影響で少ないようですが、アレルギー症状は少量の花粉でも起こりますので注意してください。 今年の花粉飛散の後、舌下免疫療法を考えていらっしゃる方も多いと思います。 それについても、またお話します。