2016年
スギ花粉飛散開始?
今年は、暖冬だと予測されていましたが、1月中旬から寒くなり始め雪も降りました。
ですので、スギ花粉の飛散は例年通りのようです。
他の地域では、飛散開始の報告もあるようですが、当院の計測ではまだ飛散開始と断言できないようです。
しかし、花粉の飛散が観測されています。
来院される患者さんも、症状が出ている患者さんは少ないようです。
「残っていた薬を飲んでいます」という方も多く、内服薬は飲み始めてください。
また、暖かい日で風の日は飛散量が多いので、マスク、めがね、花粉が付着しにくい素材の洋服の着用が必要です。
洗濯物、布団を戸外に干さない等の予防を心がけてください。
また、この時期に多いPM2.5との関連性ですが、
政府広報オンラインによりますと、
スギ等の花粉の大きさは 30μm 程度で、PM2.5 よりもかなり大きく、
アレルギー疾患の一つである花粉症の原因となることが知られています。
花粉と PM2.5 の複合影響については、現時点で明確な知見は得られていませんが、
過去の動物実験では PM2.5 の一部であるディーゼル排気粒子が鼻アレルギー及びアレルギー性結膜炎様病態を悪化させるとの報告もありますので、PM2.5 濃度が高いときにはよりいっそうの注意が必要です。
と書かれています。
PM2.5の飛散が多い日の外出には特に気をつけてください。
1月10日の雷山でのスギの花芽です。い
今年は例年並みの飛散予定ですが、去年少なかったので、今年は症状が酷いと感じる方が多いと思います。
花粉が体内にたくさん入ると、粘膜がより刺激され、薬が効きにくくなります。
なるべく花粉を体内に取り込まないようにしてください。
2016年 明けましてお目でとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。
毎年、スギ花粉が飛び始めるのは2月初旬なんですが、昨年末からの暖冬(それも春みたいな陽気の日も多く)どうも今年は早く飛びそうだなと思っています。
ただ、今週末からまた寒くなりそうなので、やはり2月からだったってこともありえますが。
当院では、元旦から屋上に設置した花粉収集機に置いてあるスライドグラスに付着した花粉を数え始めます。
今日は、もう0.9個飛んでました。
敏感な方なら、鼻粘膜の異変を感じられたかもしれません。
今年の花粉飛散予想は、去年の夏の暑さが余り続かなかったので、少ない予想です。
でも、去年の3倍は飛散する予想なので、去年より辛い方が多いでしょう。
また、ブログに花粉飛散グラフをアップしますので、参考にしてください。