2018年
スギ花粉飛散グラフ
今、花粉飛散のピークです。
昨日の雨で、花粉が流れていて、数が少ないようですが、今日の強風で花粉が飛んでいるものと思われます。
マスク、眼鏡の着用をお忘れなく!
多くの花粉にさらされると、薬物の効果も薄れます。
アレルギー疾患の治療の基本は、
①原因となるアレルゲンを回避すること②症状軽減のための薬物療法③アレルギー性炎症反応の抑制のための長期的な薬物療法④病気を理解し、治療を継続することの重要性とその治療を維持することが大切であるという理解です。
アレルギー鼻炎と診断されると、完全に治ってしまうことはありません。
免疫療法は、根本的な体質改善が期待できる治療法で、長期にわたって症状を抑えたり、和らげる事が出来ます。
当院では、免疫療法を実施しております。
詳しくは、免疫療法の項をクリックしてください。
スギ花粉飛散グラフ
スギ花粉飛散の最盛期です。
28日は嵐で風が強かったので、飛散が最高になっています。
飛散が多くなってくると、初めてアレルギーの症状が出てくる方も多いようです。
風邪かな?と思うこともありますが、典型的な鼻アレルギーの症状としては、
①鼻水は、さらさらした透明のもので、ねばねばしたり、色がついたりはしません。
②しばしば、目の痒みもあります。
③通常、発熱はありません。
鼻アレルギーだと診断された方は、その原因(花粉、ダニ、雑草、犬猫等)がわかっていることが重要です。
アレルギー症状を抑えるには、その原因を避けるのが大切になるからです。
血液検査の結果でアレルギーの原因が特定された方は、その結果を大事に保存しておいてください。
検査の結果を専門医に見せることで、治療が受けやすくなります。
また、薬剤などを使用した経験がある方は、その薬剤名などもわかっていると大変参考になります。
近年、薬剤の種類も多くなり、症状に合わせた処方ができるようになりました。
また乳幼児の場合、2歳頃まで鼻アレルギーには罹患しないとされています。
まだまだ飛散が続くと思われます。
無理をしないで、規則正しい生活を過ごすようになさってください。