スギ花粉症グラフ

花粉症の治療の3番目は、アレルゲン免疫療法です。 抗原(花粉症の場合は花粉エキス)を小量づつ体内に取り入れ、身体を抗原に徐々に慣れさせて、体質を改善させる方法で、現在での花粉症の根本的治療の唯一方法です。 皮下注射と舌下免疫療法の2種類の方法があります。 当院では、どちらの療法も行っておりますが、3年以上の通院が必要なため(始めは週1から2回の通院から月1回に移行するまで)、なかなか実施が困難な方もいらっしゃいます。 免疫療法は、7割から8割効果がある治療法で、特に舌下免疫療法は5歳から始められます。 まだまだ多くの治療法が研究されていますので、苦痛の少ない効果がある治療法が確立されるのを期待しています。