ヒノキ飛散は多いですが、一昨日の雨から今日の寒気でそう多くない予想です。
今日は、なぜ日本にスギ、ヒノキの植林が多いのかを、林野庁のデータをもとにお話ししたいと思います。
奈良時代に作られた「日本書紀」によって「スギ、ヒノキは船に、ヒノキは宮殿に、マキは棺に使いなさい」という記述がされているそうです。
「日本では、戦時中や戦後の過激な伐採により荒廃した山地の復旧や高度経済成長期における木材需要の増大など、各時代の社会・経済的要請に応えるため、材木として好まれ、成長が早く、日本経済に広く適用できるスギ、ヒノキの造林を推進してきました。これらの人工林は木材資源であると同時に、国土の保全や地域温暖化の防止、水源のかん養の多様な公益的機能を発揮しています。」
以上のようなことが、林野庁のホームページに記載されています。
日本の人工林面積のうち、スギ、ヒノキ林が約7割を占めているそうです。
そりゃ、花粉も飛びますよね。